お知らせ

高齢患者さんと向き合って!

当院では在宅診療を、多くの患者さんに長年おこなっている事もあり、高齢の患者さんに、 今後はどのような生活がお望みですかとよく質問します。患者さんは、多くが家族(介護をされる方)には迷惑をかけたくないが、人生の最後は住みなれた自宅で過ごしたいと答えられます。(病院で亡くなられる方が多い現状とはかけはなれていますが)
実は私自身もそういう思いがありますし、父親も自宅で見取り喜んでくれたのではと思っています。そのような思いをお持ちで在宅診療をさせ始めていただいた患者さんは、個々数ヶ月で何人かおられます。したがって何らかの理由で、診療所に通院困難となった患者さん、そして一緒に過ごしておられる方は、患者さんの意思(認知機能)がしっかりとしている場合は今後の診療に関して患者さんの意思を尊重しまた良く話し合って(家族全員を含め)在宅診療あるいは施設の入所、慢性期の病院への入院などを決められれば患者さんの満足度はあがると考えます。在宅診療を希望される場合、担当している私達は患者さん一家の希望にこたえられるように精一杯頑張って診療いたします。介護サービスでも在宅で療養される(患者さんおよび家族が)不自由を感じられる事がないほど充実してきています。
慢性期の病院に入院あるいは施設に入所している場合とくらべても、同等かそれ以上の満足度は得られると今までの経験をふまえて考えています。どうしようかとお悩みの方あるいは(在宅診療を)ご希望の方は当院に御相談下さい。

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