お知らせ

2017年 診療統括A 在宅医療

自宅での見取りを3名の方におこなった。入院していただいたが肺炎、悪性腫瘍などでなくなられた方は複数名いた。悪性腫瘍をわずらわれ、在宅での加療を希望され、訪問診療している方は徐々に状態は変化しているが、不満などはいわれず入院も希望されていない。
認知症の方は、徘徊される方もいるが、家族、看護、介護の方との協力により、大きなトラブルはおこしていない。(1人徘徊され車と接触されたが、さいわい軽傷ですんだ)
転倒・骨折し、入院された方は例年同様複数名おられ、ふせぎようもない場合があり、常にどう対応すればよいか苦慮する問題である。
脳卒中、心不全などで在宅で加療している方は、それ以外の疾患の方も同じだが、現在及び今後における不安・葛藤が強く、その気持ちによりそうように接している。精神面での好転がみられそれを契機に食事摂取なども改善し全身状態が改善してこられた患者さんは複数名おられる。状態に変化のみられない患者さんもおられ対応を模索している。
在宅医療をおこなっていると、毎年お別れする患者さんが複数名おられ、さみしい思いをする(一生懸命加療しているので)半面、新規にみさせていただく患者さんに出合うと、よくみてあげよう頑張ろうと新鮮な気持ちになる。患者さんと病気の面だけでなく、心のふれあいができ、精神面でもささえてあげているのがわかる時があり嬉しく感じる。
私が在宅医療を好んで続けている理由の一つでもある。
在宅医療を希望される方はぜひ当院に御相談下さい。親身に対応致します。

お知らせの一覧を見る