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高齢で高血圧の人がペットを飼うことは!?

ペットの飼育は他人との交流により社交的になることで、ストレスやうつ病を減らしたり、それにより自律神経の興奮を減らし感情を落ち着かせ、座りがちなライフスタイルを減らすことで血圧、コレステロールを低下させるといった健康面での有益性が報告されています。
いくつかの報告では、心筋梗塞や心不全で入院した人の生存率の改善と関係があるとされています。(関係がなかったという報告もありますが)最近発表された海外での報告では高齢で高血圧の人がペット(犬、猫、鳥、魚など)を飼育すると(過去に飼育していた場合も含む)、致命的な心臓の病気)(心臓突然死、心筋梗塞による死亡、脳梗塞による死亡など)のリスクが20〜25%低下し生存率が改善したとしています。
そしてペットを飼うことによる有益性は上記のような事による心臓病のリスク因子を減らす可能性を指摘しています。またペットを飼うことが高齢者の認知機能を改善するとの報告もあり、ペットの飼育は高齢高血圧の人の健康寿命を延ばすことが示されています。ペットの飼育に関しては個々の環境(飼育が可能か否か)など考えないといけない面もありますが一考を要する物と考えます。

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