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心不全 ワンポイントアドバイス

心不全とは心筋の障害により、血液を送る心臓のポンプ機能が低下し、体の各々の臓器の酸素の需要に見合うだけの血液を絶対的あるいは相対的に送ることができなくなった状態の事をいいます。原因となる病気には、狭心症、心筋梗塞を主とする虚血性心疾患、心臓の拍動の異常をきたす不整脈、心臓の弁膜の異常をきたしている弁膜症、心臓の筋肉の異常が出現している心筋症、高血圧症、肺の血管に血栓などがつまる肺血栓塞栓症など色々な病態がありますが、原因として一番頻度の高い病態は何かご存知ですか。それは高血圧症なのです。心不全の症状としては息切れ、易疲労感、食欲不振などの程度の軽いものから呼吸困難、意識障害など命にかかわる重篤なものまであります。したがってこれらの症状をおこさない、いわゆる命を守るためにも、以前ホームページに記載した高血圧症はいつから治療を始めるかなどをもう一度確認されて、血圧を正常といわれる値に保って下さい。

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